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闇が先か光が先かー愛情や恋の行方

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 アメリカは、今や根拠の無い大統領の演説で右往左往するぐらい、背景に力を感じさせない出来の悪いエンターテーメントを売りにする国になりさがっています。オバマをずっとみていると、壊れかけたミッキーの顔に見えてくるのは僕だけでしょうか。

 こういう時代は、見た目よりも漂ってくる匂いに集中すべきだと思います。きな臭さを感じさせるものは、何処か内面に腐敗したものがあるはずです。

 しかし、アメリカという国はいざとなると自分だけは、リセットしようとしますから、今から出来るだけ、距離をもって接しておいたほうが良いような気がします。只、以前と違ってそれほど上手くかわすことが出来るかどうかは大いなる疑問です。

 今までが、辛うじて現代文明にとって光の部分であったとすれば、いよいよ闇の世界が差し迫ってくるのがひしひしと感じます。人の関係も、信じる人と信じられない人との間がはっきりしてきますし、心から愛することが出来ない関係は、脆くも壊れてしまいます。

 しかし、香りを勉強していて思いますが、闇は決して悪いものを運んでくるものではないと思っています。むしろその闇を無理に葬ろうとしたり、とってつけたような悲しい光をそこに照らそうとするほうが、良くない結果を生むような気もします。

 先日、ライラの冒険というSFの小説を読んでいて、あまりにもこれからの世の中や精神世界を暗示しているようで面白かったのですが、そこでもしばしばダストという表現で、世の中を暗くいてく存在のものが書かれています。

 その本では、ダストというものの正体や存在については、とてもミステリアスに扱っていましたが、僕自身も闇と言うものが、次元を超えた存在のものではないかと勝手に思っています。

 白夜ではありませんが、現代人は闇を恐れ光を駆使するあまり、それを疎かに扱い、卑下してきたのではないかと思っています。

 まだ日本などのような歴史を持っている国は、陰翳の雰囲気を感じさせるものが生活の何処かには残っているものですが、東京のようにあまりにも無機質に都市化が進んだ地域では、そういう感覚さえも麻痺されるものになっているようです。

 身の回りから土臭さが消えて、目に映るものが古びた汚らしいものが消えていくと、無機質なコンクリートやガラスが支配してきます。浦安にディズニーランドが出来た経過を皮肉たっぷりに書いた漫画家がいますが、浦安という港町を愛してやまなかった彼らからみれば、あれは人の欲と執着の延長から出来上がった娯楽に過ぎないとみていることは、実に興味深いテーマを持っていると思います。

 自然の匂いや香りが無くなった、無機質な環境中で人は遊ぶと、簡単に心や気持ちのバランスを崩して、時には狂乱してきます。カジノしかり、安直な遊園地もしかりです。

 闇は、生きているもの全てから伝わってくる貴重なメッセージがあります。それから、自分たちが文明によって大いなる犠牲になっても、恨まず妬まずに命を落としていったのかもしれません。

 病気や飢えで死んでいった子供たちや、人間の勝手で殺されていったペットなど、彼らは文明の光のために犠牲されて、何もわからずに大きな闇の中に吸い込まれていきました。

 知性もあるものや、そうでないもの、小さな花や目に見えない生き物でも、文明は光続けるためにそれらの存在を無視続けてきたようにも思います。

 環境問題も、そういう内面的な問題から出発せずに、ビジネス的な問題のみで進んでいけば、やがては闇に再び包み込まれてしまうような気もします。

 人と人の間にも、幾ら愛情や恋に生きようとしても、その間に闇が入ってこれば少しも成長しないままに、終わってしまうことも多いのかと思います。

 誰かに恨まれ、誰かを深く傷つけたまま、信頼関係を築こうとするのは、どうしても無理があります。被害者でも加害者でも、そういう深い人の念の世界に引きづりこまれると、なかなか這い出てこれなくなってしまいます。

 無理に残された光にしがみつくのは、みっともない何処か心の安定さえ欠いてくることになります。自ら進んで闇に身を投じていって、そこでこれからの先の社会や人間自身に何が出来て、何をやればよいかを知覚すべきです。

 心に闇をもった人にも、真っ直ぐに向き合えばやがては、それが遠ざかってくるときもあります。経済優先でつくった闇の世界を、経済のテクニックで解決することは不可能だと思っていますが、政治もそういう意味では何も力を示すことはないと思っています。

 
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by fenice2 | 2009-02-26 02:05 | アロマ 香り
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