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夢と香りー夢が現実や人の関係を支配する

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 前回からの続きですが、心という不思議なものは、近代の心理学で片付くことが出来るほど簡単で周りからはっきり独立したものではなくて、もっと奥のほうでは多岐に色々なものと結びついているのがわかります。

 けれども、人はどうして時に孤独を強く感じることがあるでしょうか。どんな生い立ちであっても、生まれたときの子供を見れば、決して孤独ではないと思うのですが、気づくとどんな集団のなかに居ても、ぽつんと一人になってしまう子供も出てきます。

 最近、特に色々な人の相談を聞いていて思うのですが、理想とか夢とかそういう漠然としたものでなくても、心の繋がりをもった関係を探していったり、作っていくことは生きていく上で人の使命ではないか思わされることがあります。

 しかし、現実に好みや、条件、時には欲望に混じって人の関係は出来上がってきますから、そういった心からのものとは、全く違う方向で流されていっていることがよくわかります。

 今日も、他の方が仕事上で香りをつくっている様子を聞いていましたが、香りを勉強している人はともかく、大抵の人は感覚が曖昧になっている人が多くて、そういう中でイメージにそったものを作り上げていく難しさみたいなものを強く感じました。

 しかし、そうかといってイメージばかりが先にいって、香りをつくることが単にイメージをつくって売るだけになってしまえば、今の香水業界が流れ込んだどうにもならならない、ブランドの世界をつくってしまったことと同じになってしまうような気がします。

 香りが内面のものと深く関係があるように、人の感覚、好き嫌いも心の奥へと繋がっていると思うのですが、そのあたりが、友人や恋人選びとも通じてくるものだと思います。

 心が曇ると感覚は狂ってきますし、感覚が鈍ると心は暗い感じになってきます。そういう意味では、創造することは、その両方のズレや歪みみたいなものをよく表すことになります。

 人は、何も創造していないと思っても、最低でも夜、夢をみることは夢を創造していることになると思っています。不眠症や、寝るのが億劫になっている人は、この夢の世界に触れることに、漠然とした恐怖感を持っているのかもしれません。

 香りをつくる行為も、もしかしたら寝る前に行うのがもっとも良いのではないかと先日から思っています。今日も、或る人に願いを通じたいために香りを作り始めましたが、その香りがまたどれだけ夢に関係してくるのか、今日からベッドにその香りを芳香させて、結果をみたいと思っています。

 童話の世界ではないのですが、毎晩ファンタジックな夢を見せてくれる香りがあれば、どれほどありがたいでしょうか。僕自身が目指している香りは、そういうような香りであると思っていますが、もっともっと夢と近づいて考えていかなくてはならないことも多くあるようです。

 
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by fenice2 | 2009-03-21 02:46 | アロマ 香り
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