京都の住まいもやっときまり、ぼちぼち引越しの準備をしています。どの街に行ってもどうしても中心街からはなれることが出来ないせいか、東山あたりも色々回ったのですが、結局は河原町四条のデパートが多い裏の辺りにあったものを、すぐに気に入ってしまいました。 哲学の道あたりは、意外と観光客も多いので、本当はもっと遠い大原あたりが良いのでしょうが、まだまだ隠居する身でもないので、やはり活気のある場所に魅せられてしまうようです。京都が他の都市と違うのは、こんなに賑やかな場所でも、一歩奥に入るとまだ町屋風の雰囲気のある場所が幾らでもあって、こればかりはやはり一見さんではわからないところではないかと勝手に思っています。 京都には実は、子供の頃にやはりこの辺りに住んでいて、20代のときもよく長居したものでしたが、名古屋との距離が近いせいもあって、なかなか住むまでには至りませんでした。 考えてみれば、大抵の人は東京との往復が仕事だったのですが、僕は何故か京都、名古屋、東京の周りをぐるぐるしていて、それからイタリアやスペインにも住んでみましたが、京都の良さは特にミラノに行きだして余計に身近に感じるようになったような気がします。 あれほど色々な意味で、海外移住派だったのですが、やはりあのNYのテロの影響で考えが全く変わってしまいました。以前にも書きましたが、僕は何度もそれらしい夢をみていましたから、現実にTVでそれを見たときはまさかと思ってしまいました。 こういう仕事をしているせいもありますが、僕は今までどういう仕事をしてきても、予想とか予言みたいなことに関心を持ちましたが、経営者をやっていたときもどうしても先のことに関心を寄せましたが、今の仕事ほどそういう分野と深い繋がりがあるのはないだろうと思っています。 香りをつくるときも、最初イメージするときは、楽しくて何でもそこに自分の夢を入れ込んでいきますが、実際に香料を選び、分量を考え組み合わせを考えてくると、そこにどうしても香りのイメージというものが出来上がったきてしまいます。 香料の組み合わせには、或るセオリーや決め事があって、良い香りが出来てくる組み合わせというのは、実際には無限にあるわけではないです。天才と言われる人も意外と常識的なことの積み重ねで、特別なことをやったのではないかと思っています。 人の人生もなかなか上手くいきません。学歴や仕事、それらも大変ですが、もっとイメージと離れてきてしまうのは、僕は、男女関係を中心とした人の繋がりではないかと思っています。 モノを買うなら、お金を持って、買いたいモノをイメージしていれば、大体そこから離れることは、まずありません。仮に離れていたら、これぞというばかりに不平をいったり、不満をぶつけたりします。経済がやたら発展していったのは、この辺りに根拠があるような気がします。 男女の出会いは、人から紹介されたり、仮に自分から外見などから判断して選んでいったとしても、時として大きなイメージの差に悩まされることになります。 このイメージは、想像力、予知夢などとも深く関係してきますが、この問題をはっきり解決していかないと、なかなか次の時代はひらかれないのではないかとも思っています。
by fenice2
| 2009-04-05 01:58
| アロマ 香り
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