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ウェスティンホテル 香りのウエディングフェアーにて

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 僕自身は、あまりホテルでのフェアーは好きではないのですが、ウェスティンホテルの系列には、未だに講座などもやっています。この写真は、一度に40人の方の香りを1時間ほどでおつくりしたのですが、写真でもお分かりになると思いますが、それでもお一人30種類以上は選んで頂きました。

 勉強をされている方は、ご存知でしょうが、僕は殆どオリジナルの香りのベースをつくっていて、それを約10年ほどかけて完成していきました。

 簡単に説明しますと、香料はそれぞれに個性や方向性みたいなものがありまして、今目の前で違う香料をまぜても、しっかり混ざりきってしまうまでは、何週間もかかってしまうものもあります。

 よくアロマで、調合されていますが、油性であることもあってなかなか混じりあうことはありません。

 そういう意味で、調香師は昔から自分のベースを持っていますが、僕も200本近くのそういうベースを持っています。一本につき、10種類以上は入っているものもありますから、実際には何百種類のものを混ぜ合わせていくことになります。

 NYで仕事をしたときも、現地の調香師はそれほど細かくベースはつくっていなかったので、僕のやり方は少し行き過ぎているのではないかと思ったりしましたが、それが今度は心や内面をみていくには、これでも不足に感じることもあります。

 香りが、何故夢や心、精神などに関係していくか少しはお分かりになっていただけるでしょうか?香りは、古代からもっとも魂や心に近い物質だと言われています。細かく繊細に香りを分類していくほど、さらに心の奥深い部分に届いてきます。

 香りが心を表現するものでなくてはならないのに、香りが壁になって心をふさぐものになってはならないと思います。最近の香りで単純に性格判断をやっていく方法などは、香りの可能性や将来性をみていく上ではよいものだとはいえないでしょう。

 香りの繊細さに気づいていけば、自然の中にある香りの奥深さや悟りみたいな部分も理解できるようになります。香りは何時も何かを訴え、投げかけています。それに気づけば、我々は、目に見えない世界を少しずつ理解していくと思います。
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by fenice2 | 2009-04-10 01:36 | アロマ 香り
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