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翼のような一年ー新年のはじめに

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 このブログもお蔭様で、僕が意図する以上の方々が読んでいただいているようで、香りについて中心に書いているつもりですが、少しは何かの役にたっていただいているようなことのメールを頂くと、とても嬉しく思います。

 僕は、こういうようなブログを書く前は、男女の問題について真剣に向き合ったものを書いていました。但しそれは、自分自身の生活の一部も赤裸々に書いたこともあって、お恥ずかしい限りなのですが、それなりに多くの人が閲覧して頂きました。

 たがが、恋愛や色恋沙汰と誰でも、そう捉えたくなるものですが、今のように相談にのって特殊な立場から意見や助言をしているのではなくて、一緒に考え僕自身も色々な悩みながら考えながら進んでいきました。

 今でも、そういう立場や姿勢は忘れてはいけないと思っていますが、或る一部だけの技術(心理学や占術など)が突出して、人の心や精神世界をみていくことは、とても歪んだものを生み出してしまうのではないかと感じ始めています。

 しかし、身内の関係とくに親子の関係が疎遠になると、大抵の人は自分の心について悩みが生まれ、色々な蟠りを感じるようになります。表面上は良いように見えても、自分の心が重くなっていく人は、根本的な人間関係が壊れている兆候です。

 縁という抽象的で不思議な人のつながりをみていても、ます親子関係が僕はもっとも重要ではないかと思っています。それを度外視して、外にも良好なつながりが出来るとは思っていません。

 今の時代は、同性よりも異性の親子関係で、その中身が淀んでいるか疎遠の方が多いようです。男女関係の元になるものも、このあたりに原因があるのではと思っています。

 以前は、ファザコンとかマザコンとか言われましたが、今はそれほど単純なものではないような気がしています。ファザコンとマザコンの方が一緒になって、さらに複雑な人間関係を結んでいきますが、そういう方が、純粋な恋愛や愛情の関係を家庭以外の外の世界で築こうと思っても、土台難しい話になってきます。

 そういう意味では、僕自身は目の前の恋愛や色恋沙汰がうまくいくとか、うまくいかないということは、長い人生の中では、それ自体にはあまり意味がないのではと思っています。

 男女の世界は、多くの人が誤解していますが、古代からうまくいかないことの連続です。野球の打率よりもずっと確立の低い世界なのが、男女の世界と言ってもよいかもしれません。江戸時代の男女の物語などは、むしろそういう短い春を最初から楽しもうとしていますが、現実をよくみた情緒のあり方なのかもしれません。

 愛情が永遠なのと、男女の関係でうまくいくということは、似ているようでかなり違うような気がします。男女の関係で絵に描いたような美しいイメージばかりをもっている人は、大概現実には苦労することになります。

 人を愛することは美しいのですが、愛し合うことは僕は多くの幻覚を生んでいむのではないかと思っています。お互いの愛情の時間は、人により状況により違ってきます。そういう意味では、常にタイムラグがある世界といえるのではないでしょうか。偶々、そういう時間を過ごすことが出来たとして、それは気まぐれか神様の賜物ぐらいにとらえたほうが良いです。

 しかし、長い時間の中では、愛し合ったという記憶は残っている人もいます。これは一見すると喧嘩ばかりやっているご夫婦でも、二人が残してきたお子さんや家庭、そういう創造物が何よりもそういうものを感じさせるからなのかもしれません。

 そういう意味では、お互い愛し合って生活していくことは、不可能ではないと思いますが、家族や子供さんに対するしっかりした目標やイメージ、またそれに耐えうる忍耐力も必要です。

 出来の良くないお子さんが生まれて育っていくこともありますし、身内関係などでもめて家庭がイメージしたとおりうまくいかないこともあると思います。しかし、大きな山を登るように、飢えに耐え、気持ちの寒さに耐え、何も夢も抱けない場所でも、前に進み続ければ、最期にはそういった愛し合ったことでの記憶を残していくことが出来るような気がしています。

 何度もいうように、今愛し合っている時間は、どれだけ楽しく甘いものでも、その後には空しく何事も無かったように消えていってしまいます。そういう意味では、恋愛はまるで人を凋落させる麻薬のような一面ももっているのかもしれません。

 香りのイメージで、本当に人の心を救われたと感じさせるものは、やはり前者の長い時間の中での愛の記憶です。短時間で起こった愛の記憶で香りを創造しようとしても、うまくいくことはないです。

 愛し合った記憶は、特に親子の関係の中で、今の時代は求められている気がします。自分の親子で築くことが出来なかったそういう愛の記憶を、単純に男女の関係の中で求めていくことは不可能です。

 今年は、翼のような一年を迎えると思っています。ずっと飛び立つ準備をしてきた人たちは、多くの海を越えて次の時代の背景に飛び立っていきます。翼の無い人にとっては、辛い一年になります。

 追伸  

 HPを幾つか更新しました。今年から、本格的に香りにより記憶の治療を始めます。最終的には心の治療が目標ですが、その前に忘れたくても忘れられない忌まわしい過去の記憶などを和らげることが、先ではないかと思っています。

 香りの記憶療法で多くの人の役に立ちたいと思っています。興味のある方は、HPをご覧ください。

 CO-DAI HP

 
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by fenice2 | 2010-01-02 13:12 | アロマ 香り
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