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夢をつくる時代ー感じる世界から始まるもの

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 今日、昨日と八坂神社では、舞妓さんが勢ぞろいで豆まきが行われました。こういうのも近くにいないとなかなか分らないのかもしれません。京都は、本当に色々な行事が残されています。

 新しい年がやっと明けたような気がします。僕ももう少し文章が分りやすく書けたらと思っていますが、思考の根が絡み合っているところがあるので、なんとも自分も難儀をしています。

 その絡み合った神経から、世の中のことを感じていきますが、最近特にこの感じることが大切でもっとも人と人、もしくは人と自然とかもっと大きなものと触れ合うのには大切だと思うようになりました。

 感じる力とは、そういった神経の根みたいなものを沢山増やしていくことにあると思います。一人の人のことを理解するにしても、まずは如何に多く感じることが出来るかにあるような気がしています。お酒を飲んで幾ら朝まで語り合っても、根本的にこの部分がないと、何も理解していないことになると思います。

 僕の香りの勉強会は、嗅覚を通じてこの感じる部分を広げていったり、深めていったりすることにあると思いますが、先日教育関係の香りを勉強している人と通じて、この部分で大きな可能性があるのかもしれないということを確認しました。

 現代人は、およそこの感じる力に欠けていると思っています。感じる力が欠けている人ほど、相手のことが分らなくなり、少しトラブルがあると相手のことを深く知ろうとします。トラブルがあれば探り、またさらに色々なプロの手助けを借りて探っていきます。

 心というのは、読もうとすればそれだけ深い迷いの森に入り込んでいくような気がします。所詮人が人の心を完全に掴もうとする試みは、机上の空論の範囲を出ないものだと思います。

 心がわからないからこそ、過去の歴史をみても巧みにコントロールしようとしたり、出来るだけ形にしようとしてきましたが、その接し方ひとつで、優れた文化も生まれますが、人を堕落させ破壊させる社会をつくったりしました。

 わからないことを、わからないままにさせておくことは、ある意味ストレスですが、わかろうとする気持ちが強くなってしまえば、もっとオカシナ方向に気持ちを向けてしまうことになると思います。

 相手のことを理解していくことも、大人になるにつれて、合わしていくというものになっていくような気がします。たまたま今だけ乗り切ればよいという根拠なら、それでも良いかもしれませんが本当の意味で深い人間関係が築くことが出来るかどうかは疑問です。

 子供たちは、もっと感じる世界から出発します。大人の行動が分らなければ、やはり理解しようと努力しますが、その理解に自分の感じたものをより多く根拠しているようです。

 そういう意味では、感じる力とは如何に多くのことを感じて、その根拠というものを持っているかにあるような気がします。両親や身内が、しっかりした人間関係を築いている人は、この感じる世界を子供の頃からはっきり持ってます。

 残念ながら、色々な問題でそういった環境を持つことが出来なかった人たちは、普段からこの感じる背景が弱いのだと思います。長い間、時間をかけて感じる世界を広げていって、そこからまた信頼できる人間関係を築いていけば、取り返していくことが出来るのではと思っています。

 以前も書きましたが、本当に信頼すべき人の心を探ったり、深い部分を見ようとすることはその行為自体から良いものは何も生まれないような気がします。探れば、探るほど、疑心が表れ、疑心がまた不信感をあおります。

 相手の心を深く読みとろうとした瞬間から、信頼する気持ちや穏やかな心が失われていくのではないでしょうか。

 子供たちは、理解できなくなった人が出来ると、最初は驚き感情的になりますが、相手を分析したり心に深く入り込んだりしません。動物もそうですし、大人になっても穏やかな心をもっている人ほどそうだと思います。

 感じる力が少なくとも、時間があとは解決することもあります。時間が経てば、わかることもあるので直ぐには結果を出さないことも大切です。香りも不思議なもので、混ぜ合わせたものが時間が経てば、良いものになってくることもあります。

 心はもっと自由で、もっと可能性をもったものだと思います。夢もこういった心からしか生まれてこないと思います。

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by fenice2 | 2010-02-03 13:31 | 夢 希望
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