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青の中からのメッセージー何処までも純粋に

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 祇園祭りも終わって、京都も夏真っ盛りです。何年か前にやはり水害が多く起こって、それぞれ大変でしたが、水そのものものの恐怖を感じていました。香りも、水のようなものですが、調香しているだけでも大きな力を感じていました。

 古代の人は水神さんなどと呼んで、水そのもの動きや力みたいなものを恐れていましたが、僕は個人的には雨に直接あたって、時々何かをメッセージがないかを感じるようにしています。海や川など一度地に落ちてしまった水は、ネガティブなものや泥臭さを拾ってしまうために、あまり僕は触れないようにしています。

 最近までよく降った雨は、それが大きな濁流となって一気に地上をすり抜けていきました。あまり勢いが強かったために、大きな災害を起こしたところも多かったように思いますが、やがてその水が海や、池や川の一部になって、何かを訴えるようになってきます。

 川の上流や、山から染み出た岩清水には、その大きな動きの中では聞き取れなかった囁くような小さなメッセージを携えています。父親に激しく叱られて、只何がなんだかわからず泣きじゃくっている後に、母親が静かに諭していくのに似ています。

 その水を少しすくおうとしたときに、強い太陽はその清水を勢いよく、また空に向かって引き上げようとしています。それは、純粋なメッセージをもった水たちを、色々なことで汚されないうちにまた、自分たちの世界に引き返そうとしているようにも思います。

 私たち、人間はもっと純粋に、もっと深く澄んでいくように諭されているような気がしています。色々なことがあって、心が折れそうになったり砕けそうになっても、心は汚されたりけがしたりしてはいけないのかもしれません。時々、僕もふっと思うことがありますが、結局自分の心を駄目にするのは、自分自身ではないかと思うようになりました。

 社会で起こった色々な不幸や、良くない人からの虐めや戒めも本当は、それほど心を傷つけることになっていないのではと考えます。心を生かすも殺すも実は、自分自身がもっともそのことに関わっているのではないかと思います。

 経済は、またもっと複雑怪奇なことで人の幸せを左右させますが、それも単なるまやかしに過ぎないと思います。経済セミナーに出れば、成功すると思っている人もいますし、経済の流れを知れば何か得することがでてくると思い込んでいる人もいます。

 今の日本の経済は、以前に比べると僕は、ずっと成熟したものになっているのではないかと思っています。小手先の技術や、だましの手口の営業はもう大きく繁栄していくことはないでしょう。もっと、直接経済と結びつかないだろうという場所で、しっかり成り立つようなものが出来てきつつあるような気がします。

 京都は、その点そういう可能性が、人にも街にも大きく感じているところです。人の幸せをつくることが出来る技術をもった人や産業が増えてこれば、世の中はもっと良い社会になっていくのではないでしょうか。僕の調香もそのあたりからぶれないようにしようと思っています。


 
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by fenice2 | 2010-07-21 23:02 | アロマ 香り
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