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京都グランビアホテルで㈱アリカさんの宝石ショーに参加しました

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 先日は、宝石のショーに参加させて頂きましたが、一度に沢山の方の香りを作るということもたまには良いかもしれません。しかし、作り出すともっと簡単につくろうと思っていたのに、だんだんと手が抜けなくなり、結局いつもとあまり変わらないぐらいの香料を使うことになりました。

 作っていて、いろいろ感じたのですがやはり皆さん、日ごろから親しんでいる香りがほとんどないということがよくわかりました。確かにアロマをつかっていらっしゃる方は多いのですが、どちらかというとあまり好きではないのに使っているという方も多かったように思います。

 調香という仕事は本来、地味なものだと思うのですが、その地味な作業にお客さんが参加して頂くと、それなりに喜んでいただいたような印象を持ちました。占いなども、見えない世界の道しるべにはなるかもしれませんが、それほど深みはあるものではないと思います。

 調香には、人の好みを知っていく不思議な綾みたいなものがあるような気がしています。人の好き嫌いというのは、単純なようで実際にはいろいろなところとつながっています。その中でも記憶や思い出は特に深いものなのかもしれません。

 以前にも書きましたが、記憶には感情が結びついていて、その感情に五感が関係しているのだと思います。今回は、特に年配の方を中心に香りをつくりましたが、年をとるほどに記憶が薄れていくというのは、どうかなと思うようなことがいろいろありました。

 忘れるふりが上手くなるのと、本当に忘れてしまうのは似ているようでまったく違うものではないかと感じました。年齢を重ねても、香りを通じてよくわかりましたが感情や感動は、劣っているわけではなく、むしろ普段抑えているぶん、強い感情を持っている方も多く見られました。

 人はそういう意味では、死ぬまで何かに感動したり、感じていたい生き物なのかもしれません。その力を抑えることは、=生きている意味さえも失ってしまうことになるような気がします。

 今回、多くの方の香りをつくってみてやはり何歳になっても、感じる力は大切だということがよくわかりました。まだまだ、僕自身やらなくてはいけないことが沢山ありそうです。



 
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by fenice2 | 2010-11-16 17:38 | アロマ 香り
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