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心を映す鏡と感性ー強い女性に向かって

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 少し体調を悪くしていまして、感覚が劣っていましたので、久しく自分の香りをつくることに専念していました。(常人と違って、特に繊細な感覚を求められる世界にいるので、ほんの少し風邪をひいただけでも、色々不都合なことが生じます。)考えてみれば、このところずっと自分の為につくることはなくて、五感のズレみたいなものに戸惑っていました。

 今日、国際ジャーナリストの日高義樹先生の講演を聞きにいきましたが、流石にここ数年の世界の動きは、かつて想像もつかなかったことが色々起きそうです。特にアメリカを中心としてきた、経済や政治の仕組みは大きく変わるかもしれません。

 考えてみれば、今の日本は中国は嫌っても、アメリカは嫌ってはいけない空気や雰囲気にされてきて、それと同じような動きで、日本の文化やアイデンティティも消えてしまっているような気もします。

 僕自身は、男性の感性や女性の感性という分け方はしないほうですが、いよいよその辺りの境界線もさらに怪しいものが増えてきて、男であることや女であることの基準みたいなものが失われてくるような気もします。

 恋愛よりも、もっと希薄に性格が合うとか合わないという部分で男女も選択するようになって、情愛や情緒みたいな部分も、益々薄れてくるのではないかと思っています。

 僕自身は、過去、どちらかというと強い女性を求めてきたところがあって、それは男性ならば自分が強くなりたいと単純に思えば、そういう本能みたいなものを抱くのだと思いますが、そういう感覚ももはや時代遅れのものになっていくような気もします。

 かつて、自分が成功する為ならどんな生き方でも出来る女性を見てきましたが、最近はそんな深い情念を持っているような方は、殆どお目にかかれないようになりました。

 経済がそうさせたとは言わないのですが、計算が全く成り立たない情念は、なかなか男性には真似できないことでしたが、そういう女性がいたからこそ、過去の日本も色々面白い所があったように思います。

 女性がよく強くなったと言いますが、それ以上に男性が弱くなっていったのかもしれません。もっと端的に言えば、強い女性を求める男性が少なくなっていったのだと思います。

 香りをつくったり、香りを教えていたり、こういう占いやカウンセリングの場でも、僕は女性にもっともっと強くなってもらうようにアドバイスをしてきましたが、これからもそういう姿勢は変わらないと思っています。

 これからの世界情勢や、経済の不安定な動きに対しても、女性的なもの、その中でも柔和で芯が強いものが必要となってきます。男性であっても、そのような女性的な強さを身に附けていかなくては、ならないと思います。

 そういう芯から強い女性が増えれば、社会や世の中も明るさや活気が出てくると思いますが、今の日本の空気は全く其の流れとは逆をいっているような気がします。

 家庭や恋人関係であっても、女性の心の動きによって大きく左右されることが殆どではないでしょうか?

 上の写真は、梟が鼠を捕まえてイギリスのある塔に運ぶ様子です。鼠年に皮肉な写真ですが、今年の世の中を象徴するような写真だと思っています。意味は色々想像して結構ですが、一ついえることは、これで全てが終わりではないということです。

 窮鼠、猫を噛むとも言います。最後まで諦めずに、シブトサも必要ではないでしょうか。

 
by fenice2 | 2008-02-07 20:36 | 愛 愛情
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