考えてみれば、何故あれほどムキになって、中東に関心を寄せていたのか、正直理由はわかりませんでしたが、夕方になって、ヨルダンから広大な砂漠の景色を見たとき、今でも震えがくるような感動を覚えました。 中東の砂漠は行った方はわかると思うのですが、自然物としては何故か人工的な匂いがして、やはり過去に大きな王朝や文化があったのに、何らかの理由で埋もれてしまった(滅びてしまった)、そういう想像が頭をかすめてなりませんでした。 そう考えれば、今のドバイの繁栄は、実に2千年ぶりの都の復活であって、”かの地に再び 文明が栄えるとき、神の戒めにあわん”とされたバベルの塔を思い出さずにはおれません。 何千年と眠っていた王の魂が、もしも自分の悲しい運命の報復のために甦ったのだとしたら、やはりこれからの世界は色々な意味で、破壊されていくことを覚悟していかなくてはならないと思います。 中東は、今までは石油が武器であり資源でしたが、それにテロが加わり、そして1000兆円のファンドマネーが我々のシステムを壊していきます。 アメリカを中心とした、資本主義は、砂漠の王たちが目覚めたおかげで、10年待たずして崩壊していくのではないでしょうか。 人の縁や繋がりといったものの、最近になってから大きくその内容が変わり始めているような気がします。我々は、もう大きなものに頼って流れに任せていればなんとかなるという時代では無くなったような気がしています。 愛情から始まる本当の理解や協力を得るような、人間関係が築くことが出来ない人は、それらの大きな国や組織の破壊に巻き込まれるようになると思います。 最近、香りの仕事を通じてきて、もっと多くの人が自分の事の創造力を高めていかなくては、そういう流れや暗い雰囲気に巻き込まれてしまうのではないかと思うことが多いです。 大きな気持ちや、感受性が強いものももった方ほど、全体の負の流れに負けていってしまうのではないかと思っています。 まだまだ、僕は自分の今の仕事にも香りを指導する範囲についても、満足するまではいたっていません。やはり、もっと多くの人の香りをつくるお手伝いや指導をやらせて頂きたいと覆っています。 この場をお借りして、是非香りについて勉強されたい方は、ご連絡いただきたく思います。下記の方に詳しい説明がしてあります。プロを目指す方や、他の分野(音楽)などにたずさわっている方でも、また違った方面から想像力が沸いてくると仰います。 もっと、もっと自分の周りで何かを創造してくべきだと思います。そうしないと破壊のスピードに負けてしまいます。香りを創造することは、目に見えない世界の創造ですから、他のクリエーティブな分野の世界よりもずっと、精神力を必要としてきます。 それだけに、今香りを勉強することは、来る次の時代の先駆者になるだろうと確信しています。 無から何かをつくりだせる力だけが、本当の世の中や人の資源になる時代は近づいています。
by fenice2
| 2008-03-26 00:17
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