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スピリチャルゲーム 心を閉じさすものと開かせるもの

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 今ままでそういう関係のところに仕事として出向いたことが無かったので、今回のことは本当に考えさせられることが多かったように思います。僕自身、香りを中心として最近そういう部分と接触することも多くなっていますので、ここ数日、香りを勉強している方や、関係者を集めて色々話し合いました。

 10年以上前に初めた頃は、アロマなども殆ど出回ってはおらず、もっぱら香りをつくること=香水というのみに決められて、フランスを中心にした市販の香水ばかりと比べられたものでした。

 香水でなく、香りというものは身近になってきたのは、アロマの普及の影響があると思いますが、それも最初からネットワークビジネスのような利益重視のものもかなりあったような気がします。

 アロマは、フランスやイギリスを中心に病理学的に扱われるものでしたから、それが精神や心に結びつくというよりは、今でも神経系に効果があるということが基準(予防医療)になっているようです。

 それが何時の間にか、精神や心に関係してきたのは、元々はインドのアーユルヴェーダの考え方から現代風にアレンジして、精油をチャクラと呼ばれる神経のツボのような場所において、気の流れなどを整えるという施術などが紹介されてきてからだと思います。

 オーラソーマというセラピーにも参加したことがありましたが、その心理的な効能はともかく、使っている香料の品質が悪く、とても気持ちを休めるものではないという印象を今でも強く持っています。

 アロマにも、リンパマッサージなどに利用することはあると思いますが、使う香料がエステによってまちまちで、人によってかなり効能が不確かであるようです。

 人の五感というのは、面白いもので料理の美味しさなども、その時の気持ちや雰囲気で大きく感じ方が変わってきてしまいますが、香りも同じで、体調が悪いときなどは特にその好みに変化が生じてきます。

 そういう感覚の曖昧さが、人の面白いところでもあり、また難しいところでもありますが、この不安定な感覚を左右するのは、結果的には人の心や気持ちではないかと最近思うことが多くなりました。

 心や気持ちが乱れていると、やはりより深い部分や、繊細なものは見分けることが出来なくなります。また心が明るく、前向きなときは嫌なものが少なくなりますが、心が閉じ暗い感じが多くなれば、香りでも好きなものが少なくなります。

 考えるに、心や気持ちは無理に救おうとしたり明るくしたりするものではないと思います。今の時代の感覚から比べれば、少し前の人達の心はもっと暗い部分もありましたが、それでも色々楽しいことがあったり、よろこびを感じることは多かったと思います。

 スピリチャルという言葉をつかって、誰もが救われようとしたり、心を開くことが出来るとうたうことはとても無意味で、何の根拠もないようなことだと思います。心や気持ちが少しぐらい暗くてふさぎ込んでいるようなところがあっても、それでその人にとっても落ち着きがあればよいのではないでしょうか。

 香りも人によっては多くのものを調香するときもありますし、ほんの数本で満足するかたもいます。他人と比べるものではないような気がします。その方のルーツ(何処からきて、何処にむかっていくのか)が見つかってこれば良いのだと思っています。

 みんなそろって自然や、人類愛など議論しなくても良いと思います。鯨やイルカも大切な生き物でしょうが、まず自分の心の具体的な満足や充実がない人は、何をやっても先ほどの五感の変化に振り回されることになります。

 異性と付き合えば、愛情より肉体的な快楽にひきづられるようになり、食事をしてもより贅沢なものに魅せられるようになります。それによって執着や憎悪などが心に入りこんでくるのかもしれません。

 そういう意味では、今のスピリチャル関係の仕事やイベントはゲーム的な感覚のものが多いように思います。宗教ほど深刻ではないのですが、単なる遊びよりも心を問題にしたことが多いので、とても危険な部分があるように感じています。

 僕の目指しているものとは、やはりかなり異質ではないかと思っています。もっとしっかり自分の方針を打ち出して活動していかなければならないです。
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by fenice2 | 2008-04-10 19:48 | アロマ 香り
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