カテゴリ:アロマ 香り( 95 )

伊勢型紙と香りの世界ー特別調香会 お伊勢に寄るなら

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 ごく身近な告知で申し訳ないのですが、今週の13日に三重県鈴鹿市の起型紙さんで調香をすることになりました。この企画のテーマは、調香という不思議な世界を通じて、今一度失われつつある日本の伝統工芸でもある伊勢型紙の価値をもう一度再認識してほしいというものです。

 僕も協賛価格にしているので、お一人9千円で結構です。場所は、三重県の鈴鹿市ですが近鉄の白子という駅からは歩いてすぐですが、昔ながらの閑静な街です。

 限定20人ですが、まだ時間によっては余裕があるようです。当日は、香りに加えて小さな伊勢型紙のしおりをお渡しする予定です。

 場所が場所だけに、遠い方は難しいかもしれませんがご関心がある方は、是非に下記までご連絡ください。

 お伊勢さんも近いです。

 hanakagami9@gmail.com 辻まで。

 よろしくお願い致します。
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by fenice2 | 2011-08-10 17:55 | アロマ 香り

銀座での調香会を終えてー香りで魂を癒す時間

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 今回、なんとか無事に東京での調香会を終えることが出来ました。ありがとうございました。今回は特に、リラックスした場所で、喧騒な街中とか離れて調香することが出来ましたので、自分自身でも深く中身のあるものになったのではないかと思っています。ご参加頂いた方は、本当に良い仕事をさせて頂いたと思っています。

 よくどうして、この仕事をしたのかということを聞かれますが、僕はずいぶん若いときに、自分も、自分の愛する人も救えない立場を経験しました。救うというのは、難しい表現ですがあくまで精神的に救えなかったということでよいと思いますが、自分を失い社会の価値観に翻弄され、自分の魂や感覚を売ってはいけない何者かに売ってしまいました。

 金融世界の中に染められ、その出口には軍事産業までの危ういレールが僕の前には弾かれていましたが、その道から救ってくれたのは、或る女性の存在でした。人はどれだけ価値を失ったように見えても、誰かを救えるという使命だけは必ずもっています。救われたときに、僕ははっきりそう感じました。

 僕は、若かったし勿論救う力はなかったのですが、なぜかその女性は僕よりも年下ながら救う力を持っていました。僕は、彼女を意識することだけで少しづつですが、徐々に救われていったような気もします。宗教にもそういった力はあるのかもしれませんが、少なくとも人と人の深い関係を理解していないと、それも間違ったほうに流れてしまうのではないかと思っています。

 そういう意味では、人の関係と神との関係は本来それほど敷居があるものでは無かったのかもしれません。今の時代は人との関係に尊厳や畏敬の念が薄れているので、どれだけ神を敬っても本末転倒のような気もします。

 この仕事を続けたきっかけは、たった一人の人をなんとか救ってあげたいという所からスタートしたのではないかと感じています。それがイタリアに繋がり、フィレンツェのサンタマリアノベラを訪れて、僕の仕事が形がはっきりしてきたのですが、それだけに香りと心など、内面との関係は決して曖昧にしていかないようにしています。

 僕は、出来るだけ香りをつかって感覚を癒していきますが、それが次第にその方の存在感をはっきりさせてきますが、そこに今の色々な人間関係を明らかにさせてきます。故意に深くさせる場合もありますが、よほど意味がない限りはそのあたりには自然にわかってくるように、話し合っていきます。

 人は、誰かに喜びを与えることが出来て、困った人や苦しんだ人がいても救う力を本来持っていると思っています。

 最も、深く愛することが出来る相手には、もっとその力は強くなると思います。

 僕もそろそろ深く愛することが出来る方も必要になってきました。

 
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by fenice2 | 2011-07-26 00:52 | アロマ 香り

東京,銀座での香りの調香会の告知

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 相変わらず、宣伝ではなくほぼ決まったことをお知らせしていますが、今週22日から24日まで東京の銀座のホテル西洋銀座で、先約された方を中心に調香会を行います。

 もうすでに、お陰様で予定はうまっておりますが、23日だけは少しだけ余裕もあります。遅い方は10時過ぎの方もおりますが、スィートルームをとっておりますので、今回は応じています。

  こういった調香会は一日に数人の方しかおつくりしませんが、それだけ時間をかけておつくりしますので、ご納得頂けるかと思います。

 ご興味のある方は下記までご連絡ください。

 hanakagami9@gmail.com
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by fenice2 | 2011-07-21 02:01 | アロマ 香り

香りと宝石のイマジネーション 宝石の香りとは

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 ジョエル・アーサー・ローザンタール(Joel Arthur Rosenthal)は、フランスで最も高級な宝飾品を作り出す所ですが、ミラノにいるときからその名前を聞いていましたが、その作品は、一点で数百億円で、顧客には各国の王妃などがいますが、ウェイティングリストには名前を連ねるだけで大変なことのようでした。

 そのJARが、大成功を収めた宝石事業を縮小して、今度は香りに乗り込むといわれたときは、さすがに僕も驚きましたが、そのサロンが5年ほど前にパリにオープンしました。知りあいに頼んで、早速彼の作品を手に入れましたが、宝石と違ってあまりにもチープで、値段も日本円に直して数万円ほどでした。

 値段はともかく、その香りですが、名前こそダイアモンドウォーターと豪華なのですが、調香はあまりにも貧相で、おそらく名のある調香師に依頼したのかもしれませんが、やはり視覚で成功を収めた人も香りの仕事は明らかに別だと、ほっとするやら複雑な気持ちになりました。

 僕は、あまり表には値段は出していませんが、個別でつくる香りもそれほど高いものはご請求していないです。香料のクオリティーを上げれば、一本数十万円ぐらにはなりますが、100ccで数十万円ぐらいの香料を使っても、もっと手ごろな香料もあるので、調香していけば数万ぐらいで提供することができます。

 僕自身は、もっと高い香料を使ってもっと高価な香りを作り出そうとも思っていますが、それ以上に市販の香水のクオリティーが低いので、それぐらいのレベルでも皆さん、驚くほど満足されます。

 香りの値段が夢の値段とは言いませんが、香りにあまりよいものを求めていかない方は、精神的な満足、夢みたいなものにもあまり真摯には向き合っていないのではと思ってしまいます。アロマは、殆どが雑草の匂いの集合体ですから、そこに本当の心や精神的な満足を求めていくことは難しいと思います。

 話は、変わりますが今回の千葉での宝石やさんとの共同事業はなんとか成功しました。香りのおかげといいませんが、なんとか予算は達成したようです。香りから宝飾品を作り出すという試みは、今回でまだ二回目ですが、着実に何か新しい業態を生み出す可能性を秘めています。

 宝石は、人を魅了しますが、僕はもしかしたその宝石にもわずかな匂いがあるのではと思っています。石も自然物なのですから、それはそれほどかけ離れた見解ではないのかもしれません。良い香料を使い、それなりの調香をすれば、今まで感じなかった石の匂いを人の嗅覚でもどこか感じるようになるような気もします。

 古代人は、もっともっと偉大な感覚を持っていました。宝石や金の鉱脈などどうしてわかったのでしょうか?嗅覚には、まだまだ不思議と謎があります。幼稚なスピリチャルブームに凝っているぐらいなら、現代人はもっと嗅覚を鍛えるべきです。
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by fenice2 | 2011-07-03 17:19 | アロマ 香り

香りで変わる女性、匂いで感じる男性

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 この仕事をやってきて、香りに対して、特に新しく香りをつくることに関しては、圧倒的に女性のほうが好奇心や関心があって、男性はそれほでもないことがよく分かりました。これは、考えてみると、男性は何か新しいものを生み出すと言うよりも、自分に慣れ親しんだ匂いみたいなものを追い続ける傾向があるので、それは母体との関係に基があるのかなと思っています。

 女性も暫くは、自分の母親の匂いを追い求めて行きますが、やがて自分が母になるために、自分自身のオリジナルの匂いに敏感になりますし、またその匂いを子供だけでなく、場合によって夫でさえも大きく影響してきます。母親と子供との関係で夫と微妙な関係になってしまうのはこのあたりに原因があるような気もします。

 男は、ずっと母親に似た匂いを追い求めていますから、将来結婚しようとする女性もそれに似たような匂いを感じる女性を好きになると思います。しかし、女性は子供が生まれてから好みが変わると言いますが、子供に合わせて様々に匂いに変化していきます。

 特に、子供さんが個性のある方が生まれると、それまでの食べ物とか生活習慣の傾向も変わりますから、当然、匂いも変わってくるようです。問題は、どれが本当というか基の匂いかということですが、多分本人自身も分からなくなっているのが現状です。

 あまりにも極端に匂いが変わった場合などは、女性はともかく男性のほうでは耐えられなくなって、やがて別の女性の匂いに魅力を感じるようになります。それが匂いと言うか調香学からみた浮気のメカニズムのような気がします。

 また、同居した場合などは、そうやって最初と違って、匂いが変わっていく奥さんをやたら自分の母親の匂いと比べたがりますから厄介です。最期は、お嫁さんが追い出される羽目になることも多いかもしれません。

 変わったといっても、基の匂いはあるわけですから、自分の子供を愛し、多く接触すれば奥さんの変化した匂いにも理解できていくのですが、それには許容範囲があるのは現実の問題なのかもしれません。場合によっては、母体の匂いをかなり変えてしまう個性のある子供さんも誕生するので、その方のせいで家族が崩壊状態になるとも限りません。

 匂いの世界は見えないものだけに、大変なことが感覚の中では起こっていることがあります。僕は、あまり小さなお子さんがいる女性の香りはつくったことがないのですが、少ない経験からいえば、全く作るたびに定まっていないなという印象を持っています。

 男性は、その点生まれてから思春期で大きく匂いは変わりますが、それからはほとんど変わることはないですから、そういった女性の母体としての匂いの変化には、多くの人が戸惑うことになると思います。仕事で、その方の香りをつくるつもりが、若いころの奥さんのイメージの香りをつくって欲しいと言われたことがりますが、意外など気にいって頂いて、今でも時々同じものをご依頼されます。

 何時からが、境界線とはわかりませんが、そういう女性も色々な匂いに変化していくことにストレスを感じて、基の匂いに戻ろうとしますがそれがわからなくなっている方がほとんどのようです。女性から母親になったせいですが、それでも女性の部分を完全に見失うことは良いことではないと思います。

 男性の香りの依頼が、そういった母親を中心とした母性の香りを求めていくのに対して、女性は自分自身のルーツともいえる匂いを模索していきます。10代の頃の同級生と会うのもそうでしょうし、そういった時代の初恋を思い出すのも、同じような理由です。

 子供を生んで再婚される場合は、そういう匂いが変化したあとですから、基の香りに戻った時にはちょっと両者に戸惑いが生まれてくるような気がします。これは統計的にもみても、お互いの連れ子で一緒になった場合は、離婚が多いことで証明していると思います。虐待などの事件が起こりやすいのも、この場合で再婚したものですね。

 新しい人を好きになったり、新しい仕事についた時も、女性はすぐに匂いが変化してきます。男性は女性ほど変化しませんから、そのあたりが女性のほうが匂いや香りに敏感になり、いつも自分の匂いを追い求めていくことになっているのではと思っています。

 でも男性も、あまり母体の匂いばかりを追い求めるのもよくありませんねえ。
 

 

 
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by fenice2 | 2011-06-07 11:25 | アロマ 香り

Identity crisis ルーツの香りは何処に

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 まだ新しいHTCのカメラなので慣れていません。なかなかうまく撮れませんね。今日も朝から観葉植物の手入れをしていました。土が少し腐敗していたのか葉の色が悪くなっていました。丁寧に泥を取った後に土をよく干してからまた入れなおしました。

 僕は、母の影響もあって子供のころから花々を育てていますが、今までこれといって枯らしたことはないです。先日、あるオフィスで観葉植物を業者に換えてもらっていましたが、自分で枯らしておきながらその原因を突き止めずにまた新たな植物を飼うという心境がよくわかりません。

 植物が枯れるということは、その環境に何か問題があるとは考えないのでしょうか。たった1つの命ですが、そうやって疎かにすることが自分に回ってくるとは考えないのでしょうか。その会社の仕事が省エネやエコに関係する場所だったので益々考えこんでしまいました。

 昨日の醍醐山の神社に行ったのも、その土に関係しているのですが、僕は山の匂いの中でもどうやら最近は土の匂いにもっとも興味を覚えているような気がします。随分まえからそうだったとは言えないのですが、特にもっとも感じにくい匂いの調香に取り込んでいます。

 去年は、厄香(厄年に匂うものを表現しました)、鬼門香(鬼門に匂うとされる香り)などおよそ香りになり難いものを調香しましたが、意外に好評だったので自分でも驚きました。それらは、今考えても土の匂いによく似たものになっていたのではと思っています。

 そうやって考えると、日本人のアイデンティティ、いやその民族のアイデンティティは色々な人を調香していて、土の匂いにそのルーツがあるのではと思っています。ヨーロッパ人は石の建物にこだわりますが、そこにもそういった土の匂いが関係しているような気がしています。日本でも昔から土塀でしたね。

 花や木々の香りや匂い、それらにも故郷を感じ、癒されることは沢山あると思います。しかし、それらを支え、作り出してきたのは何といってもその土に違いありません。土の匂いをしっかり表現することがこれから香りをつくる上でも重要なウェイトを占めてくるのではと感じています。

 皮肉にも、放射能物質が土に降り、再び土が見直されるようになっています。土はそれだけその場所の様々なものを取り入れ、そして吸収していっています。僕も、先日ようやく京都の匂いに辿り着いたような気がして、怖いような嬉しいような気持ちになりました。

 調香学でいうと、土の匂いはラストノートですが、それが最近の市販の香水では全く軽んじてものだと言ってもよいです。ラストノートは、それが表に出るまで数時間かかるものもあるために、わかり難く、また白檀や伽羅など高価なものも多いために、香料会社は全くそれに手抜きをしてきました。それがまた僕は、今の時代によく言われるアイデンティティクライシスになったと思っています。

 好きな香りから、心地よい香り、それが最近では癒される香りにやっと移行してきました。それが行き着く先は、心から落ち着く香りなっていきます。自分の土の匂いを本気で探していない方は、幾ら僕らが良い調香をしても、いずれは飽きる香りになってしまうかもしれません。 

 
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by fenice2 | 2011-05-17 19:16 | アロマ 香り

御所の香りー桜と松と苔の間に

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 京都御所のなかに入るのは、何度かありますが春は久しぶりでした。何時もなら桜も散っているところもあったのですが、今年はちょうど見ごろで慌てて入ったわりには良かったような気がします。

 色々見ましたが、最期に見たこの小さな庭の松と桜のコントラストがなんとも美しく、また香りもほのかに漂ってきてとても落ち着いた時間をすごしました。

 考えてみれば、御所にはとても松の木が多く、やはり日本人は松の木によって心が支えられていることがとても多いのかもしれません。この季節の松の木は、夏に感じるものと違ってもっと優しいものがあります。

 帰ってからも、香りの勉強会でこの風景の香りを再現しましたが、なかなか面白いものが出来たので満足していました。自然の中の香りの交わりには、やはりまだまだ季節によって奥深いものがたくさんあります。この風景も景色としては、淡いものですが、香りの世界ではたくさんの発見があり、また癒しがあります。

 自然の良い香りは、実はあまりにも人の嗅覚に刺激をすることがなくて、ほとんどが意識されないものが多いです。しかし、我々は一つ一つの香りを見ていても、どうやったらこれだけ繊細に優雅に香りが交わっていくのか、驚きと感動の連続です。

 この松と桜と苔の自然の香りの交わりによって、僕自身新しい調香法をまた見出したような気がしています。新しいクマリンのベースをつくるにはとてもよいヒントでした。

 震災、原発問題、度重なる地震でかなりの人が参っていますね。今回の調香も少し前につくった麒水以上に心や精神に良い落ち着きを与えるのが出来そうです。

 
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by fenice2 | 2011-04-12 01:30 | アロマ 香り

香りと見えない世界ーシステムが心を傷つけ生命を奪う

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 少し前までは、ヒトラーとか人間そのものが悪魔のようになって、戦争を引き起こすことが多かったが、社会の構造やシステムが複雑になると、それほど悪くならなくてももっと安易に世の中を破壊できるようになった。

 僕も心を観る立場の人間として、まずここ十年ほどは社会が積極的に人間の心を破壊するような行為が増え、それで多くの人が鬱になったり、心のバランスを崩す人が多くなったのではと思っています。香りという立場からも、身体的な結びつきを強調する人はいても、心や精神との関係をいう人はほとんど居なくなりました。

 心、社会、自然がそれぞれバラバラに存在するようになり、中でも社会の異様な歪みが心や自然をどんどん傷つけていってしまった現状が最近の日本ではなかったのかと思います。信仰や神という概念も何故か一人歩きするようになって、パワーや奇跡といったような個人の狭い範囲での満足に収まるようになってしまいました。

 複雑な社会のシステムを構築していくうちに、心どころか、ついには人類の生命そのものの危険に結びつく場所までたどり着いていましたが、それも多くの人がその場所にいながら無関心になっていったのかもしれません。それほど、今の日本が作り上げてしまったシステムは、人を無感覚にさせて破滅の道を切り開こうとしていました。

 今、日本で起こっているこの惨状は実はすでに多くの人の心の中に起こっていたものではなかったかと思います。学者的な議論は色々あると思いますが、人はもっと早い段階から感覚として受け止め、不穏な将来をイメージして、心が濁っていたのではないでしょうか。

 僕も去年は、香りをつくっていても何故か透明感が失われそうになることに心を砕けそうになることもしばしばありました。それだからこそ、厄や鬼門というイメージの香りを作ったりしましたが、それもあまり世間の人に受け入れられることはありませんでした。

 一部の人には、調香することで自然の繊細な香りのつながりに気づいて頂ける人もいましたが、どこまでも出来上がった香りのみにしか感心が無い人は、単にクオリティーが良いという問題だけで終わってしまいました。香りを通じて、心をみていけばもっと広く深い問題にも関心を持つことが出来るのだと思います。

 まだまだ世の中は大変ですが、それでも自分の心、人の心をみていく姿勢が無ければ今のような悲惨な世の中を導いてしまう結果をつくってしまうようになると思います。そういう意味では、僕の仕事は多岐に渡るようになっても自分の姿勢は変えないようにと思っています。

 心を観るには、感覚を研ぎ澄ましていかなくてはだめだと思います。霊感も良いですが、五感が磨かれて居ない人が摩訶不思議なことをいっても説得力に欠けます。心を正しく見れる人が、これから先良い未来を築くことが出来るのではないでしょうか。

 
 
 
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by fenice2 | 2011-04-02 06:35 | アロマ 香り

新しい香りのビジネスプランー医療やアートに

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 今まで僕は、あまり異業種の方と積極的に仕事をすることはあまり無かったのですが、今のように経済の仕組みそのものが壊れていく状況をみていて、さすがに自分の仕事も今までのように保守的に動いていくわけにはいかなくなりました。

 最近FACEBOOKで色々な業種の方と出会いましたが、自分が思った以上に相互で影響することも多く、香りや調香という枠を超えて仕事をつくっていくべきではないかと思うようになりました。

 例えば、この時期カウンセラーなどの仕事の方とは、震災などストレスを抱えた人を相手に接していくのは共通ですから、そこから新たな香りが出来てくる可能性があります。今回の麒水もそうですが、どの香料を多く調香していけば良いかという打ち合わせをしていけば、医師と薬剤師の連携以上に役にたつものが出来てくるような気もします。

 次の、他の音楽や絵画の方との連携ですが、これは作者の表現方法を香りが背景になって演出するということが期待されると思います。これは、まさに五感に訴える方法で、先日NYに友人が行きましたが、そこでもやっと嗅覚アートが出現してきたそうですから、これからは可能性が広がる部分です。

 最後には、当分今回の震災および、福島原発の影響でかなりの分野で仕事でも特に販売の面で大きな打撃が広がっていくと思います。そこにも嗅覚を重きにおいた仕事は、何か次の展開が見出せるのではないでしょうか。例えば、レストランのメニュならば良い香りが漂うものを多くするとか、選りすぐれた柑橘系の香りにこだわったサラダなど、見た目以上に香りで刺激するものをコーディネートすべきです。

 ブティックならば、香りの空間デザインにもっと凝っていくべきです。たんにアロマを何気なくたいたものなど、もう見向きもされなくなります。香りは、行くつくところは調香でしか生かされることはなく、何度もいっているように自然の中で匂いや香りのハーモニーのない世界などどこにもありません。

 そういう意味で、調香の分野を今まで以上に広げていこうと思っています。料理の食材の世界でも調香の世界を取り入れて頂いたらと思っています。

 全産業、全業種で益々危機が訪れると思います。それだけ今回の天と人の起こした災害は傷が深いです。

 麒水も他業種の方の取り扱いでも卸を始めました。ここでの販売は30CCで8千円としたいと思います。

 お問い合わせは、下記のメールにてお願いします。

  fenice@bb-west.ne.jp
 




 
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by fenice2 | 2011-03-24 22:05 | アロマ 香り

麒水(きすい)ー衝撃から和らげる香り

 
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 ここ数日は、僕の周りでも相当精神的なダメージを負った人が多いので、香りをつくり続けていました。こういう時期はともかく自分の気持ちや心をまず癒すことですね。このまま怯えた気持ちをもったまま、すごしていると以前も書きましたが、あらゆる感覚がゆがんでくるようです。

 心や気持ちが優しい人ほど、大きな時代の渦を飲み込んでしまおうとしますが、僕自身も経験がありますが立ち上がれないぐらいに精神的なダメージを負うと、やる気が起こらなくなったり、病気になりがちになるようですが、それも感覚がゆがんでいくことが原因ではないかと思っています。

 感覚がゆがむということは、簡単なようで厄介なことがあって、分かりやすくいえば好きと思える何かが好きでないと感じたり、食べたいモノが無くなるなど、五感の中でももっとも繊細な嗅覚から壊れてくるのは間違いないです。

 共感したり、同情を強いられるとは言いませんが、より深いダメージを受けきろうとするのは、日本人の特徴なのかもしれませんが、その後に自分自身が周囲の人に迷惑をかけるようなことになれば、かえって厄介です。

 自分の小さな調香室に入って、今もっとも多くの人が必要としているような香りを組んでみました。チャートはそれほど複雑なものではありませんが、パインニードルやレモンなどの柑橘系が入っています。

 こういう時期は、自分に合う香りというよりも、そういった社会の衝撃から気持ちが解放される香りが必要だと思います。自分にも試しましたが、やはりいつの間にか心がふさぎ込んでいたのかすっと胸の中に入ってくるような感じがします。

 僕のような仕事は、こういう時期にも作品をつくる世の中に出していくことだと思っています。世の中には小さな貢献しか出来ませんが、ご希望の方は、メールにてご連絡ください。

 fenice@bb-west.ne.jp

 
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by fenice2 | 2011-03-17 14:52 | アロマ 香り