<   2011年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

新しい香りのビジネスプランー医療やアートに

f0149554_21272679.jpg


 今まで僕は、あまり異業種の方と積極的に仕事をすることはあまり無かったのですが、今のように経済の仕組みそのものが壊れていく状況をみていて、さすがに自分の仕事も今までのように保守的に動いていくわけにはいかなくなりました。

 最近FACEBOOKで色々な業種の方と出会いましたが、自分が思った以上に相互で影響することも多く、香りや調香という枠を超えて仕事をつくっていくべきではないかと思うようになりました。

 例えば、この時期カウンセラーなどの仕事の方とは、震災などストレスを抱えた人を相手に接していくのは共通ですから、そこから新たな香りが出来てくる可能性があります。今回の麒水もそうですが、どの香料を多く調香していけば良いかという打ち合わせをしていけば、医師と薬剤師の連携以上に役にたつものが出来てくるような気もします。

 次の、他の音楽や絵画の方との連携ですが、これは作者の表現方法を香りが背景になって演出するということが期待されると思います。これは、まさに五感に訴える方法で、先日NYに友人が行きましたが、そこでもやっと嗅覚アートが出現してきたそうですから、これからは可能性が広がる部分です。

 最後には、当分今回の震災および、福島原発の影響でかなりの分野で仕事でも特に販売の面で大きな打撃が広がっていくと思います。そこにも嗅覚を重きにおいた仕事は、何か次の展開が見出せるのではないでしょうか。例えば、レストランのメニュならば良い香りが漂うものを多くするとか、選りすぐれた柑橘系の香りにこだわったサラダなど、見た目以上に香りで刺激するものをコーディネートすべきです。

 ブティックならば、香りの空間デザインにもっと凝っていくべきです。たんにアロマを何気なくたいたものなど、もう見向きもされなくなります。香りは、行くつくところは調香でしか生かされることはなく、何度もいっているように自然の中で匂いや香りのハーモニーのない世界などどこにもありません。

 そういう意味で、調香の分野を今まで以上に広げていこうと思っています。料理の食材の世界でも調香の世界を取り入れて頂いたらと思っています。

 全産業、全業種で益々危機が訪れると思います。それだけ今回の天と人の起こした災害は傷が深いです。

 麒水も他業種の方の取り扱いでも卸を始めました。ここでの販売は30CCで8千円としたいと思います。

 お問い合わせは、下記のメールにてお願いします。

  fenice@bb-west.ne.jp
 




 
[PR]
by fenice2 | 2011-03-24 22:05 | アロマ 香り

麒水(きすい)ー衝撃から和らげる香り

 
f0149554_1427534.jpg



 ここ数日は、僕の周りでも相当精神的なダメージを負った人が多いので、香りをつくり続けていました。こういう時期はともかく自分の気持ちや心をまず癒すことですね。このまま怯えた気持ちをもったまま、すごしていると以前も書きましたが、あらゆる感覚がゆがんでくるようです。

 心や気持ちが優しい人ほど、大きな時代の渦を飲み込んでしまおうとしますが、僕自身も経験がありますが立ち上がれないぐらいに精神的なダメージを負うと、やる気が起こらなくなったり、病気になりがちになるようですが、それも感覚がゆがんでいくことが原因ではないかと思っています。

 感覚がゆがむということは、簡単なようで厄介なことがあって、分かりやすくいえば好きと思える何かが好きでないと感じたり、食べたいモノが無くなるなど、五感の中でももっとも繊細な嗅覚から壊れてくるのは間違いないです。

 共感したり、同情を強いられるとは言いませんが、より深いダメージを受けきろうとするのは、日本人の特徴なのかもしれませんが、その後に自分自身が周囲の人に迷惑をかけるようなことになれば、かえって厄介です。

 自分の小さな調香室に入って、今もっとも多くの人が必要としているような香りを組んでみました。チャートはそれほど複雑なものではありませんが、パインニードルやレモンなどの柑橘系が入っています。

 こういう時期は、自分に合う香りというよりも、そういった社会の衝撃から気持ちが解放される香りが必要だと思います。自分にも試しましたが、やはりいつの間にか心がふさぎ込んでいたのかすっと胸の中に入ってくるような感じがします。

 僕のような仕事は、こういう時期にも作品をつくる世の中に出していくことだと思っています。世の中には小さな貢献しか出来ませんが、ご希望の方は、メールにてご連絡ください。

 fenice@bb-west.ne.jp

 
[PR]
by fenice2 | 2011-03-17 14:52 | アロマ 香り

今のオカマ文化と香り

f0149554_15411438.jpg


 香りの仕事をやり始めて少し経ってから、男性なんだけども中身は女性という方によく接するようになりました。海外ではゲイですが、日本ではおかまさんですね。その方たちは普通に仕事をしている方もいましたし、そういう筋の仕事をしていた人もいました。

 NYにいたときは、香水売り場が、ほとんど男性用とか女性とかに分かれていないところがあって、またいかにもそれっぽい人が香りのアドバイザーをやっていました。僕は、それらの人たちからはどうも同類に見られるようで、今でも迷惑をしますが、感性の仕事に関係している以上どこかつながっているところがあるのではと思ったりしています。

 ゲイという人たちが、積極的に香水や香りを取り入れて自分をアピールするのと対照的に、日本でのオカマさんという人たちは、むしろ普通の人よりも香りを避けたがる人が多かったようです。実際に、弟子の中にもいるのですが、香りの組み合わせやセンスはいいですが、嗅覚がよくない人たちが多かったです。

 どちらも、男性でありながら男性に性的な興味があって、また普通に男女の恋人のように付き合ったりするのですが、ゲイが強く性的なアピールをするのに対して、オカマさんたちはあまり自分のことを出したりしません。

 そういう部分だけを見ると、今はほとんどいなくなった大和撫子を見るようでもあり、男性の中に隠された女性の神秘みたいなものを見るときもあり、なるほど多くの女性から好かれるのもわかります。女性があまりにも表現豊かになって、そういった奥ゆかしさを失っていったとともに、オカマさんはその古来の女性tらしさを引き継いでいったともいえるかもしれません。

 奥深い女性らしさをもっている人は、最近香りをつくってみたいなあと思っていますが、TVで活躍しているような人たちは、あまりその中身に古風な女性らしさを感じません。彼らは、中性であって、中身が女性とはいえないのかもしれません。

 香りや花でたとえると、やはり木陰に咲く小さな雛菊のようなイメージでしょうか。直接その香りを聞くとかなり苦いイメージがあるのですが、小春日和になって、ふとどこからともなく漂ってきた甘い香りが、その雛菊の香りだったりします。香りは、時間や天候、周りの環境などによってその感じかたは様々に変化していきます。

 淫靡で奥ゆかしい女性らしさをもっている、オカマさんなら香りをつくる意欲が出てきますね。
[PR]
by fenice2 | 2011-03-07 16:19 | アロマ 香り