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横浜の勉強会のお知らせ

 人は、パンのみを食らうにあらずととかキリストの残した言葉ですが、幾らモノが豊かになっても心は、豊かになっていかない人が多いのかもしれません。欧米人などは、むしろ心が貧しくなっていることにさえ、無心で分らなくなっている人も多いように思います。

 その点、日本は満ち足りることを知る民族ですから、本当の意味で心の豊かさを求めてこれば、ずっと早く理解できるようになると思います。

 今月も、京都を中心に勉強会が始まりましたが、来週は横浜で勉強会をする予定です。香りの勉強は何度も説明していますが調香が中心になりますので、内面との繋がりだけでなく、技術的なことも段階を追ってマスターしていって頂きます。

 内面の世界を知ることに、如何わしい呪文やテレパシーなどは不要です。古代人が発達させた精神文化には目を見張るものがありますが、現代人が安易にそれを扱うことは、精神上とてもよくない後遺症がくるような気がします。

 香りは、見えない世界を映しますが、決して無理に探ろうとしたり、相手の心に入り込んだりしません。多くの香料を使うことは、まるで沢山の鏡を置いているようなことに似ています。

 秘めておきたいことや、決して表にしたくないうことは香りに映ることはないです。

 また、調香には近未来の世界を作り出す可能性があるように思います。沢山の心の姿を写した香りは、やがてそれらが交じり合って、ひとつの方向に流れていこうとします。

 未来には、色々なものがあります。起こって欲しいもの、起こって欲しくないもの、本来起こるべきもの、本来起こってはいけないものなどです。

 欲や執着で香りに触れると、香りは面白いぐらい頑なな動きをして、他の香料を交じり合うことを拒んできます。このことで、多くの可能性を失っていきます。まるでコミュニケーション能力を失った人間の心のようです。

 香りに映った心には、後悔しているものや本当に心から望んでいるものも混じっています。調香するものは、それらをカウンセリングしながらうまく選り分けて、分量などを決めていきます。

 心が心を見るのではないです。香りに映った心を如何に感じていくかにかかっています。

 僕の持論では、人の心は人が観ることはあってはならないことだと思っています。霊能など摩訶不思議な力を使うこともそうです。人である以上、必ず過ちをします。

 古来から神事には必ず鏡が出てきました、それも人の心を表すものではなかったと思っています。能の世界の観阿弥、世阿弥の風姿花伝にも、芸を学ぶには映ったものを学べとあります。

 心や魂は、分ったようでまだまだ畏敬すべき可能性があるような気がしています。

 心や内面をみていくことは、そういったモノを通じた感性と創造の世界の連続の中でやっとみえてくることがあります。勘やインスピレーションのみの世界では、紛らわしいもの、不確かなものも多く混じってしまいます。

 形にすることが出来て、初めて理解できたとするのが創造の世界だと思います。思い込みや妄信だけで答えを出すものは、香りで例えると、どれだけよさそうに見えても心に残すものではないようです。

 誰でも出来ることではないですが、興味のある方は左のHPからご連絡ください。

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by fenice2 | 2010-01-12 01:49 | 夢 希望
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