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心に残る香りとはー深くて美しい愛情しか最期は残らない

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 連日とてもよい天気が続いています。余りに天気がよいのと、それ以上に月の力が驚くほど大きくなっているような気がします。

 色々なものが崩壊していく中で、本当の意味での愛情や精神性の深さなどが求められて、また表に出てきているのではないかと思っています。

 強いシステムで、世の中が単なる消耗生活の連続の中では、心の中の本当の部分はなかなか見出せないし、見出す必要がないことが多いのかもしれません。

 本来、強くて深い愛情を持った人は、表面上は穏やかで簡単に自分の感情を表現したりしません。積極的に自分の気持ちを、誰にでもあけらかす人は、本当はその気持ちにあまり根拠や自信の無い人なのかもしれません。

 以前のようなシステムマチックで、スピードや結論をばかりを重視される背景の中では、なるべく軽く表面的な気持ちを持っている人が優先されて、大きくて深い気持ちを持っている人は、むしろ厄介者にされてきただろうと思います。

 金融システムに働く人達に、お互いの愛情や思いやりがあったでしょうか。僕自身も何百億というお金に以前触れていたときに、感じられることは常に食うか食われるかしかなく、しかし、それも圧倒的に強者が存在している中で、弱者同士がぶつかっているような気がしていました。

 富者が益々富み、貧者は益々貧する、これは今金融システムが破壊されていても相変わらずに続いていて、結果を出しているものです。

 今回のことでローマ法王は、マルクスの資本論に触れて、共産主義は間違っていなかったという声明を出されたそうですが、僕から言わせればもっと精神性や愛情の問題に触れて欲しかったと思っています。

 皮肉なことに、パニックが起こって被害が直接に蒙ってくるのは最貧国への支援だということですが、そういう一面をみてもこれほどの恐慌が起こっていても、社会や世界は以前として何も変わっていないのがわかります。

 しかし、多くの人の心はどうでしょうか。香りに映る色々な人の心の中には、深くて強い愛情を求めるイメージがとても強くあらわされてきます。

 阿修羅のような強い気持ちや、社会的な地位や権力も結局は、人の心に残らずやがては忘れられていきます。

 自分自身を思う強い愛情、身内を含めて第三者を強く深く思える愛情、もっと大きな世の中や社会を思う気持ちや愛情、今まで眠っていたこれら大きな力が、やがては表に出てくるのではないかと思っています。

 強い気持ちや、深い愛情は、元々自然が持っていたものではないでしょうか。自然の流れと簡単に言いますが、それぞれの人にもその自然な流れが存在しています。

 心や、魂は本来はとても軽やかで、自然に高みに上がっていくものだと言います。心や魂を重くしたり、汚してしまうのは、むしろ人の業なのではないでしょうか。

 誰のせいでもなく、多くの人は自分で自分の心を陥れて、壊していってしまいます。それは、大袈裟にいえば、大きな森を破壊したり、綺麗な湖や海を汚染させているのに似ています。

 心や気持ち、魂を自然の状態にさせていくことは、それぞれの人の使命ではないかと、香りを指導していてもよく触れていくところです。軽やかな心を見出した人は、香りもそういうものを表現出来るようになるようです。

 軽くても、汚れていては心は迷走し、多くの障害や摩擦を経験することになるでしょう。

 世の中のモノは、心が重く汚れた人達でつくってしまったものに溢れています。モノが悪いわけでもなく、単に物質主義といってもこのあたりのマインドの問題にも関係しているのではないでしょうか。

 近代国家は、必ずしも心や健全な精神から出発したとはいえませんが、その国家ももう終焉に近づいています。今度は、もっと心の内面や精神的なものから出発していくのかもしれません。

 小さな家族や、友人などの人間関係、男女の愛情の問題もまだまだ、そういう過去からの負の遺産で引きづられることもありますが、勇気をもって内面からのものにつくりかえていく必要があると思います。
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by fenice2 | 2008-10-21 20:14 | 愛 愛情
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